せめて今夜だけは

前川清さんのニューシングル「せめて今夜だけは」(2007年1月1日発売)。公式ページで試聴可能。正やんが作詞で参加しています。

「せめて今夜だけは」という作品は元々、福岡で活動していた歌手・有井和幸さんの持ち歌で、最初は「酔いしれて」というタイトルでした。ずいぶん前に、たしか福岡ローカルのCMに使われていたので、あのメロディは聞き覚えがあります。

有井さんの場合、同じ曲のタイトルを変え、さらに芸名も変えて何度かリリースしているので、大変ややこしいんですが、ネットで調べた限りでは……

有井和幸

有井和幸ディスコグラフィー(収録曲のバージョン違いなどは未調査)
  • 酔いしれて/ラスト・キッス(シングル 1985年?)有井和幸
  • せめて今夜だけは/くちづけはたそがれのメランコリー(シングルCD 1990年)有井和幸
  • せめて今夜だけは(シングルCD 1995年)有井かずゆき
  • Love Forever (ミニアルバム 2003年)井上ケイスケ 「せめて今夜だけは」収録

    有井さんの芸名「井上ケイスケ」は、あのタモリさんが名付け親!
    アルバム『LOVE FOREVER』で、井上陽水と桑田佳祐のカバーを歌っているので、二人の名前を合体させたってわけですな(笑)。さらにタモリさん、このCDには自作曲とジャケットの絵まで提供したという入れ込みよう。同郷ということもあり、おそらく深い親交があったのでしょう。

    その有井さんは、福岡でスナックを経営していましたが、2006年2月に55歳の若さで他界。彼の歌声は、もうCDでしか聴けません。生前の有井さんは「せめて今夜だけは」を歌ってほしいと前川清さんに託したそうです。思えば、有井さん、タモリさん、前川さん、そして正やんも、みんな九州男児なんですよね!
    [ 2007/01/19 00:29 ] 伊勢正三 | TB(1) | CM(3)

  • 出会うべくして出会った曲

    毎日新聞(大阪版、1/13)の記事より。

    MSN-Mainichi INTERACTIVE 地域ニュース
    http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/osaka/break/news/20070113ddlk27070598000c.html

    ◇出会うべくして出会った曲

     色恋の歌はもう歌いたくない、団塊の世代に共感してもらえるような歌を歌っていきたい。以前取材した時に、そう語っていた。なのにどうしたことか。今月1日にリリースされた新曲「せめて今夜だけは」は、これまで以上に激しい恋の歌なのだ。しかも、12年前のカバー曲。みずから歌いたいと言い始め、関係者を驚かせたという。その裏には、売れない歌手との出会いがあった。

     70年代を感じさせる脇山和夫さんのフォークロック調メロディーに、伊勢正三さんの切ない詞が心に響く。九州を拠点に活動していた井上ケイスケ(本名・有井かずゆき)という歌手が、95年にリリースした曲だ。井上さんは、伊勢さんやタモリさんらと交流があり、タモリさんが名付け親だという。九州地区ではCMソングとしても流れたが、全国的なヒットにはならなかった。

     「井上さんに初めて会ったのは数年前。おとなしい人で、歌手とは思わなかったんです」。そして再び彼のスナックで顔を合わせたのは昨年2月。「マスクをして、せきをしながら歌ってくれました。出だしのフレーズが、かっこいいなあと思いましたよ」

     数日後、思いもしない知らせにがく然とする。彼の訃(ふ)報だった。末期がんの体をおして、力の限り、歌を披露してくれたのだろう。後日、彼の深い思いを知る。彼は周辺に、この歌を前川さんに歌ってほしいと常々話していたという。

     「縁というか、ドラマというか。出会うべくして出会った曲ですね。歌詞は恋の歌だけど、リズムやメロディーはわれわれの世代にとっては懐かしいでしょ。勢いがあるというんかな」

     ♪せめて今夜だけは 酔ったふりをして 貴方(あなた)に抱かれる夢を見ながら眠らせて

     4分9秒。井上さんが果たせなかった夢を、この短い曲に思いを込めて歌い上げる。【砂間裕之】
    [ 2007/01/29 21:29 ] [ 編集 ]

    イセヤン

    前川清さんから正やんに電話。要件はなんだったのかなー?

    shoyan blog : やっぱり…ふるさとの川へ
    http://iseshozo.exblog.jp/5050816
    [ 2007/04/04 08:13 ] [ 編集 ]

    生前有井さんにはお世話になりました

    私も有井さんの渋い声に感激していました。今から思えば有井さんが亡くなる前の2ヶ月くらい前にコロポックルに行き有井さんが体調をくずしお店を休んでいることも知らず無理やり出勤してもらいせめて今夜だけを歌ってもらいました。マスクを直前まで着用なさっていました。何も知らなかったとはいえ、今も申し訳ない思いでいっぱいです。有井さんが亡くなった日が私の娘の結婚式でした。その式の終わった後電話にてしらされて大変ショックでした。あのコロポックルで聞いたのが最後になるとは思ってもいませんでした。有井さんとご一緒させていただいた鹿児島の仕事など本当に良い想い出にさせていただいております。
    告別式のときに有井さんの肉声が流れていましたが私も涙が止まりませんでした。あの渋い声が今も脳裏を
    かすめます。前川さんも良いけどやはり有井ちゃんかな!有井ちゃんいろいろありがとうございました!
    今はコロポックルも無くなりましたが、今一度ご親族の方が有井さんのメモリアルのためにも開店していただければうれしいなー!!!!!
    [ 2010/09/03 13:24 ] [ 編集 ]

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    せめて今夜だけは アーティスト: 前川清, 伊勢正三, 萩田光雄, 田久保真見 出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント 発売日: 2007/01/01 メディア: CD 今前川清の新曲が良い勢いでヒットしている。久々のヒット曲ではなかろうか。前川清といえば最近はヒット曲があま
    [2007/01/29 20:19] URL hiromi。の日常―眠れる海の深海魚